メンバー

京都大学在学中に演劇活動を開始。『ともだちが来た』でOMS戯曲賞、『零れる果実』(共作)でシアターコクーン戯曲賞、『髪をかきあげる』で岸田國士戯曲賞、『宇宙の旅、セミが鳴いて』で文化庁芸術祭賞大賞。1993年から2008年まで京都を根拠地に劇団八時半を主宰。2004~06年京都舞台芸術協会の理事長を務めるなど、表現環境の改善にも取り組む。戯曲は英語、ドイツ語、ロシア語、インドネシア語に翻訳され海外でも上演されている。現在オフィス白ヒ沼に所属、東京在住。劇作、演出、役者、照明を担当する。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻准教授。
主な作品「髪をかきあげる」(第40回岸田戯曲賞受賞) 「ともだちが来た」(第2回OMS戯曲賞大賞)など


1977年生まれ。ニナガワカンパニーダッシュを経て、現在ハイバイ所属。
はえぎわ、五反田団、など同世代の劇団が自由に表現しているのを見て知り、慌てて小劇場で活動を始める。
ハイバイ発足時より殆どの作品に出演。外部出演も積極的に行っている。
2009年より山中隆次郎が作演出する新ユニット「ロハ下ル」に参加。活動の場を広げている。
【三匹の犬とは?】

出演者自ら照明音響を操り、1人10役位を演じわける超絶2人芝居を展開中、最後の切り札を繰り出して底の浅さを露呈するためのユニット〈ニッポンの河川〉無軌道担当、十八番は空元気、空回ったら即土下座、女優・光瀬指絵。
『髪をかきあげる』(第40回岸田戯曲賞)『ともだちが来た』(第2回OMS戯曲賞)はじめ数多くの珠玉の名作をささやかな劇場で作り続けてきた、繊細かつ美しき言葉の超魔術師、受賞歴多数、怒れる叙情派劇作家・鈴江俊郎。
家族という他人、社会性の齟齬と、それを引き起こすそれぞれの自意識をテーマに、誰にでも起こりうる状況を痛カワイク描く劇団〈ハイバイ〉ミスター無意識、ガサツさと鈍感さをあわせ持つ気のいい奴、俳優・金子岳憲。
以上三名が、ひょんな事から互いの親交を一切深めぬままに慌ただしく結成。2009年暮れ。
厳しい現実に、速攻で背を向ける、大人気なく怒りまくる、そもそも意味分かってる?そんな、だがしかし、年齢だけは十二分に大人な三人が、現実と向き合ったウェットかつドライな大人の劇をやってやろうぜという意気込みのみで結成した、フルスイング空振り上等!!のとても健全なユニットです。